こんにちは。経営コンサルタントの書評ブログ「淡青色のゴールド」にお越しいただきありがとうございます。本日の記事はローカル情報です。「読書好きの流山市民にお伝えしたい公立図書館&大学図書館の活用法」と題し、私が住んでいる千葉県流山市の図書館情報や地域の大学図書館の利用方法などをまとめてご紹介します。図書館の公式HPなどにも記載はしてあるのですが、微妙に情報が古かったり掲載場所が分かりにくいなど私自身が調べるときに困った情報ですので、参考にしていただけると幸いです。
- 本記事がオススメの方
- 流山市の図書館の概要と特徴
- 子育ての街流山ならではの図書館
- 流山市図書館の利用法
- 流山市立図書館の便利な活用方法
- 読みたい本が無いときは
- 流山市内の大学図書館の地域住民への一般開放
- まとめ
本記事がオススメの方
本記事は地元情報となりますので、
- 流山市在住もしくは在勤で読書好きの方
- 流山市へのお引越しをご検討中の読書好きの方
- 流山市に隣接する柏市・野田市・松戸市・我孫子市にお住まいの読書好きの方
にお読みいただけると幸いです。
とはいえ、流山市に限らずお住まいの地域もしくはお勤めの地域に大学がある場合には、多くの大学図書館で一般開放が行われていますので本記事を参考にしながらご自身の地域についても調べてみていただけると幸いです。
流山市の図書館の概要と特徴
まずは流山市の公立図書館自体がどのようなものなのかについてご紹介します。流山の市立図書館の特徴はなんといってもその数が多いということです。
流山の市立図書館は分館も含めると全部で7つあります。
7つの図書館とは
・中央図書館
・森の図書館
・木の図書館
・南流山分館
・北部分館
・初石分館
・おおたかの森子ども図書館
の7つです。
地図上で表すと以下のようになります。
ちなみに流山市の面積は35.32㎢で千葉県内の市町村では大きな方ではありません(54市町村中の42位)。そこまで大きくはない市域内に7つもの図書館があるというのは読書好きにとっては嬉しいことですよね。
各図書館のHP
各図書館の詳細については市のHPをご確認ください。
子育ての街流山ならではの図書館
7つある市立図書館の中でも特徴的なのは「おおたかの森子ども図書館」です。その名の通り子ども向けの図書を揃えている図書館で、おおたかの森小学校・中学校の敷地内に設置されており、市民なら誰でも利用することができます。
絵本や中学生までを対象とした児童書、子育て関連図書を約7,200冊所蔵(2015年4月1日現在)しています。
「えほんのひろば」では靴を脱ぎ、座ってじっくり絵本を楽しめます。(こども図書館HPより引用)
流山市は「母になるなら流山」というキャッチコピーを打ち出して子育て支援政策に力を入れている自治体です。駅から保育園まで送迎してくれる保育ステーションなどが有名だったりしますが、図書館の充実という点も読書好きとしては嬉しいポイントです。
小・中学校内に設置されているというのもポイントだなと感じています。特にこれから流山市へのお引越しを検討されている方はつくばエクスプレス線沿線を検討されていることも多いかと思います。中心駅となる流山おおたかの森駅付近にお住まいの場合に通うことになるのがおおたかの森小・中学校なのですが、子どもが小学校入学前からこどもと一緒に絵本を読みに遊びに行く場所のひとつになっていれば、小学校入学後に、子どもにとっても図書館が馴染みの場所になりやすいと感じています。
流山市図書館の利用法
詳しくは流山市立図書館のHPをご確認いただければと思いますが、少し情報が古いものなどもありましたので簡単に記載しておきます。
流山市立図書館で本を借りるには利用登録を行う必要があります。
利用登録は市内のいずれかの図書館で行うことができます。流山市立図書館を利用できるのは流山市内にお住まいの方や市内に通勤・通学している方、また流山市に隣接する柏市・野田市・松戸市・我孫子市にお住まいの方です。
利用登録に必要なものは以下の通りです。
- 利用申込書(各図書館に置いてあります)
- 住所と氏名が確認できるもの(運転免許証、健康保険証、学生証、自宅に届いた手紙など)
記入した利用申込書をカウンターに持っていくとその場で「利用カード」を発行してもらうことができます。利用カードは市内の全図書館共通で、どこか一箇所で作成すればその後は市内の全図書館で本を借りられるようになります。
その他、図書の貸出数や各図書館の開館時間などは詳しくは流山市立図書館のHPをご確認ください。
流山市立図書館の便利な活用方法
今どきの図書館であれば対応しているところは多いかと思いますが、流山市立図書館の本貸し出しは図書館に訪問しなくても利用できる便利な利用方法が用意されています。
蔵書検索とインターネット予約
流山市立図書館のHPからは図書の貸し出し状況を検索することができます。
www.library-city-nagareyama.jp
こちらの蔵書検索システムを利用することで市内の全ての図書館から蔵書の検索や貸し出し・予約の状況を確認することができるとともに、事前にパスワードを発行してマイページ登録をしておくことでこのページから貸し出しの予約をすることもできます。
ピックアップサービス
予約した図書は市内のどの図書館に置いてある本であっても自分の最寄りの図書館もしくおおたかの森市民窓口センター(スターツおおたかの森ホール内2階の市役所の出張所内)から好きな場所を指定して受け取ることができます。私はインターネット予約と出張所での受け取りばかりを活用しているため、実は図書館自体にはあまり行きません。つくばエクスプレスを使って東京もしくはつくばへ通勤している方にとっても利用しやすいですよね。
インターネット予約の利用方法
インターネット予約を利用するためには利用カードの発行とは別にパスワード発行(マイページの作成)という作業が必要です。
利用登録の方法は以下の手順を参考に進めてください。
- 流山市立図書館HPからパスワード申請(トップページ内の「パスワードの新規登録・再発行はこちらから」リンクから)
- 「パスワード申請利用条件同意」「パスワード申請利用者認証」など画面の指示に従い情報を入力する
- 登録が完了すると「仮パスワード」が発行される
- 蔵書検索画面から「ログイン」を押す
- ログイン画面で「図書館利用番号」と「仮パスワード」を入力する
- 流山市立図書館HPのトップページに戻り利用者メニュー内の「パスワード変更」をクリック
- 現在のパスワードに「仮パスワード」を、変更するパスワードに希望するパスワードを入力し「変更」を押す
- 確認画面が表示されるので「OK」を押す
- ログアウトしてパスワード変更完了。次回からは新しいパスワードでログインが可能となる。
- ログインした状態で蔵書検索すると、各図書の詳細ページに「予約」ボタンが表示されるようになる
読みたい本が無いときは
たくさんの図書館がある流山市ですが、自分が読みたい本が見つからないということもあるかと思います。そんなときに「仕方がない」とすぐに諦めてしまうのではなく、いくつか考えていただきたい方法があります。
図書のリクエスト
まずひとつ目は「図書のリクエスト」です。図書館に「この本を買って欲しい」とリクエストを伝えることができます。リクエストを受けた図書館側は他市の図書館から借りてくれたり、それでも見つからない場合は新規で購入してくれたりします。もちろん予算にも上限がありますのでべてリクエスト通りに購入してもらえる訳ではありませんが、地域の図書館の充実は私たち市民一人一人のリクエストによってもその度合が変わってくるということです。私はこれも市民の務めのひとつだということを多くの読書好きに認識してもらえたら素敵だなと考えております。
県内の公立図書館の相互利用
2つ目の方法は千葉県内の他の公立図書館の相互利用です。千葉県に限らず多くの都道府県で実施されていますが、公立図書館の相互利用が行われており他市の図書館の本も借りることができます。千葉県の場合であれば、以下の千葉県内図書館横断検索より県内の図書館の書籍を検索することができ、読みた本が見つかった場合は最寄りの図書館まで取り寄せることができます。
市内の大学図書館を利用
3つ目の方法は大学図書館の利用です。お住まいの地域に大学があれば、多くの場合地域の住民に開放しておりますので調べてみてください。流山市内にもいくつかの大学があり、その図書館を利用することができます。大学ごとの利用方法などは以下で詳しく記載します。
流山市内の大学図書館の地域住民への一般開放
流山市やその近隣には以下の大学のキャンパスがあり、それぞれの図書館が地域住民にも開放されています。
・江戸川大学 総合情報図書館
・東京理科大学 野田キャンパス 野田図書館
・東洋学園大学 流山スポーツ施設(旧千葉・流山キャンパス)
残念ながら東洋学園大学の流山キャンパスは本郷キャンパスへの統合により2018年3月末で閉館となってしまったため、現在住民として利用できるのは江戸川大学と東京理科大学の2つとなります。それぞれの大学図書館の利用方法についてご説明します。
江戸川大学総合情報図書館の利用方法
流山市内に在住の高校生以上の方であれば利用することができます。(子ども連れでの入館はできません)
利用を希望する方は以下の手順をご確認ください。
- 流山市立図書館の利用カードを発行する(本記事の上部で手順をご説明したものです)
- 流山市内の図書館のいずれか(分館含む)のカウンターで江戸川大学図書館の利用したい旨を伝え「流山市立図書館との協定による入館交付願」の書類をもらい、手続きを行う
- 江戸川大学総合情報図書館に行き、カウンターで流山市立図書館利用カードを提示すると手続きは完了
- 有効期限は5年間。更新は流山市立図書館で行う
以下にも詳しく記載されています。
※ちなみに流山市民だけではなく柏市民の方にも開放されています。柏市民の方の場合流山市民とは手続き手順が少し異なりますので上記の江戸川大学総合情報図書館のHPをご確認ください。
東京理科大学野田図書館の利用方法
東京理科大学野田図書館は、流山市・柏市・野田市に在住あるいは在勤・在学する高校生以上の方を対象に一般開放を行っています。
利用までの手順は以下の通りです。
- 身分証明書を持って東京理科大学野田図書館に行く
- カウンターで住民として利用登録をしたい旨を伝え、利用申請書に記入する
- 利用証が発行される
- 有効期限は申請年度の3月末まで。更新手続きは4月以降に野田図書館で行う
詳しくは以下もご確認ください。(野田図書館のPDF資料です)
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
本記事では流山市にお住まいの方向けに
・流山市立図書館の特徴や利用登録の方法
・流山市民が使える大学図書館の利用方法
などをお伝えしてきました。
参考にしていただけると幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。