本から本へつながる書評ブログ『淡青色のゴールド』

読書家の経営コンサルタントのdaisuketによるブログです。一冊ずつ丁寧に書評しながら合わせて読むと面白い本をご紹介します。

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2023年読んで面白かった本15冊

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は私が2023年に読んだ本の中から面白かった本をご紹介する記事です。必ずしも今年出版の本ばかりではなく、そして色々なジャンルからの紹介なのであまり一貫性はありませんが一冊でも読みたい…

私がブックサンタした本まとめ【テーマ別】【毎年更新】

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は「私が #ブックサンタ した本まとめ【テーマ別】【毎年更新】」と題し、私がブックサンタとして子どもたちへ贈った本と選んだ理由についてまとめてご紹介する記事です。基本的には年に一回、…

書評『社会関係資本―現代社会の人脈・信頼・コミュニティ』ソーシャル・キャピタル論の現在地を知る

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は『社会関係資本――現代社会の人脈・信頼・コミュニティ』の書評記事です。NPO等で社会課題や地域課題へ対処する活動や、厳しい状況にある方を支援したりつながりをつくろうという活動をしてい…

ネガティブ・ケイパビリティを学ぶためのオススメ本3冊

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事では「ネガティブ・ケイパビリティを学ぶためのオススメ本3冊」と題し、これからネガティブ・ケイパビリティについて学びたい人にオススメの本をご紹介します。

コミュニティ支援組織が「コミュニティ」について学ぶ読書会で読んだ本(随時更新)

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事では「コミュニティ支援組織が「コミュニティ」について学ぶ読書会で読んだ本」と題し、コミュニティについて学ぶ・考えることに関心を持った方にオススメの本をご紹介します。

書評『ハンチバック』健常者優位の社会、文化のいびつさを衝撃的な強さで指摘する一冊

本作品の主人公は難病を患い、背骨がS字に湾曲してしまう重度の障害を持つ井沢釈華という大学生なのですが、この主人公の持つ症状は著者である市川さんを投影したもので、市川さんご自身が筋疾患先天性ミオパチーという難病を患っており、人工呼吸器や電動車…

書評『<責任>の生成』意志を持つこと、決定すること、責任を持つこと。そしてそれらを支援すること。

本書ではそんな國分氏の『中動態の世界』やその後出版された『暇と退屈の倫理学』などで扱われたテーマを参照しつつ、熊谷氏の専門である当事者研究を題材に、「支援する・されるという関係」「意思や責任という概念について」「主体や他者、そして社会につ…

読書は紙派の読書家が考えるオーディオブックと電子書籍のメリットとは?

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事では「読書は紙派の読書家が考えるオーディオブックと電子書籍のメリットとは?」と題し、オーディオブックや電子書籍と紙の読書との違いや使い分けのポイントについてオーディオブックと電子…

「 #名刺代わりの小説10選 」というタグを知っていますか?

SNSには特定の趣味について投稿し合う趣味アカウント(趣味垢)を楽しむ世界がありますが、「 #名刺代わりの小説10選 」とは主にTwitterの読書アカウント界隈で愛されているハッシュタグの一つです。このハッシュタグの絶妙なのは「名刺代わりの」という文言…

書評『ネガティブ・ケイパビリティ』答えの出ない、どうにもならないことに耐える力の意義とその発揮され方

ネガティブ・ケイパビリティとは「どうにも答えの出ない、どうにも対処しようのない事態に耐える能力」のことを指します。一般的に現代社会では「なるべく早く明確な答えを出す能力」、つまりポジティブ・ケイパビリティがよしとされており、それができない…

改めて「インターネット」について考えるためのオススメ本5冊

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事では「改めて「インターネット」について考えるためのオススメ本5冊」と題し、インターネットについて様々な角度から学び、考えるためにオススメの本をご紹介します。

オードリー若林正恭のエッセイの順番(出版順、おすすめ順)をご紹介

若林さんは2023年4月時点で3冊のエッセイ(うち一冊はエッセイというよりは紀行文)を出しています。また、若林さん自身の著作という形ではないのですが、トーク番組の内容が書籍化したものもありますのでそれも含めて全4冊についてご紹介します。 出版順は…

書評『社会的処方(西智弘)』健康には、病気がないことだけではなく、社会的なつながりも不可欠である

社会的処方とは、薬ではなく人とのつながりや関係性を「処方」することで人々の健康や幸福に寄与するという取組みのこと。日本でも孤立・孤独が社会課題として認識される場面が少しずつ増えていますが、本書が解説する社会的処方は大きな社会課題としてでは…

書評『ハッピークラシー』誰もが幸せをを追求することと自己責任論との不仕合わせな関係を暴く

本書のタイトルの「ハッピークラシー」とは「幸せHappy」による「支配-cracy」を意味する造語です。心理学者エドガー・カバナスと、社会学者エヴァ・イルーズによる共著で、心理学・社会学の両面から幸せの科学やポジティブ心理学の背景や社会的な影響につい…

書評『傲慢と善良(辻村深月)』自由な選択縁で生きる私たちの"善良さ"という傲慢な態度

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は辻村深月さんの『傲慢と善良』の書評記事です。小説作品として優れているのはもちろんのこと、人間関係やコミュニティといった側面から現代日本社会で生きる私たちに多くのことを投げかける…

書評『他者と働く(宇田川元一)』「私とあなた」それぞれの立つ場所、立ち方、歩き方を考える

経営学者による組織論を扱った書籍であり、NewsPicksパブリッシングからの出版ということでビジネスセクターの方が読んでいることが多いと思いますが、本書で語られることは営利組織だけでなく幅広い組織やコミュニティ、あるいはプライベートな人間関係につ…

デジタルファンドレイジングを推進したい方にオススメの本20冊

ファンドレイジングを始め非営利組織のコンサルティングを生業としている筆者が「デジタルファンドレイジングを推進したい方にオススメの本」と題し、NPOのファンドレイジング担当の方にオススメしたい本をご紹介します。トピック・テーマごとに分けてご紹介…

書評『誰のためのデザイン?』ユーザーエクスペリエンス(UX)概念提唱者の分かりやすく骨太な必読書

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は認知科学者D・A・ノーマン博士の『誰のためのデザイン?』の書評記事です。ものづくりやグラフィックなど狭義でデザインに関わる人だけでなく、仕事や日常生活も含め「人に何かを伝える」と…

火星を扱ったSF小説のオススメ7選

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は「火星を扱ったSF小説のオススメ7選」と題し、主に火星が舞台となっているSF小説作品をご紹介します。SF好きな私がみんなにもっとSF小説を読んで欲しい!という想いで選びました。

書評『項羽と劉邦』中国の魅力を練りに練って項羽と劉邦に集約した傑作

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』の書評記事です。今更ながらですが、抜群に面白かったです。

書評『アジア史概説』世界史理解の解像度が上がる大作歴史書

こんにちは。書評ブログ『淡青色のゴールド』へようこそ。本記事は宮崎市定さんの『アジア史概説』の書評記事です。アジア各地域の歴史を詳細に描きつつ、ヨーロッパ等周辺地域とのつながりや相互の影響を明らかにすることでアジアだけでなく、世界史理解の…

「ブックサンタ」は読書好きにとって最高の寄付体験

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事では自分の選んだ本が厳しい環境に居る子どもたちへのプレゼントになる寄付プログラム「ブックサンタ」についてご紹介します。読書が好きな人にはもっと広まって、みんなこの幸せな寄付体験を…

2022年の読書を振り返って

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。今回は書評でも、本の紹介でもなく、より個人的な読書の振り返りを行います。

2022年読んで面白かった本15冊

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は私が今年読んだ本の中から面白かった本をご紹介する記事です。まぁまぁ色々なジャンルの本からのご紹介なのであまり一貫性はないですがよければお読みください。

【SNS入門本】SNSが苦手なマーケティング・広報担当者にまずオススメの3冊とその後に読むべき本の探し方

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は「【SNS入門本】SNSが苦手なマーケティング・広報担当者にまずオススメの3冊その後に読むべき本の探し方」と題し、組織や事業のためにSNSを活用するSNSマーケティングについて基本的なところ…

書評『消滅世界』 ”社会で子どもを育てる”をエグい角度から考えさせる小説

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は村田沙耶香さんの小説『消滅世界』の書評記事です。村田さんらしいエッジの効いた設定の作品ですが、そこで問われていることは超少子高齢化が進む社会で生きる私たちにとって真正面から考え…

書評『ストーリーとしての競争戦略』経営戦略とは何であり、何でないのか

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は楠木健氏の『ストーリーとしての競争戦略―優れた戦略の条件』の書評記事です。経営戦略に関わる分厚い経営専門書でありながら異例の30万部超えのベストセラーとなっている書籍です。

書評『宇宙(そら)へ』差別・多様性・弱さと向き合う宇宙開発歴史のif

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事はメアリ・ロビネット・コワルの作品『宇宙へ』の書評記事です。1950年代の宇宙開発に歴史のif(もしも)を取り入れた改変歴史SF作品です。

書評『1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本』ほぼ全画面全機能をキャプチャ付きで学べる基本の一冊

こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は『1週間でGoogleアナリティクス4の基礎が学べる本』の書評記事です。Googleアナリティクス4についてこの一冊で一通りのことを理解し、導入・活用に向けた一歩を進めることができます。

星野源のエッセイ本の出版順、オススメの順番をご紹介

星野源さんのエッセイの出版順は以下の通りです。 そして生活は続く(単行本:2009年9月17日 文庫本:2013年1月4日) 働く男(単行本:2013年1月17日 文庫本:2015年9月2日) よみがえる変態(単行本:2014年5月9日 文庫本:2019年9月3日) いのちの車窓から…