書評-小説・エッセイ
本作品の主人公は難病を患い、背骨がS字に湾曲してしまう重度の障害を持つ井沢釈華という大学生なのですが、この主人公の持つ症状は著者である市川さんを投影したもので、市川さんご自身が筋疾患先天性ミオパチーという難病を患っており、人工呼吸器や電動車…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は辻村深月さんの『傲慢と善良』の書評記事です。小説作品として優れているのはもちろんのこと、人間関係やコミュニティといった側面から現代日本社会で生きる私たちに多くのことを投げかける…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は司馬遼太郎さんの『項羽と劉邦』の書評記事です。今更ながらですが、抜群に面白かったです。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は村田沙耶香さんの小説『消滅世界』の書評記事です。村田さんらしいエッジの効いた設定の作品ですが、そこで問われていることは超少子高齢化が進む社会で生きる私たちにとって真正面から考え…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事はメアリ・ロビネット・コワルの作品『宇宙へ』の書評記事です。1950年代の宇宙開発に歴史のif(もしも)を取り入れた改変歴史SF作品です。
本記事は宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』の書評記事です。かなり話題になった本で、すでにプロの書評もたくさん出ている本です。通り一遍の書評は今更不要かと思いますので、ちょっと変わった切り口で、普段私が仕事で関わっているNPOセクターについて本作を…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は村上春樹さんのランニングに関するエッセイ『走ることについて語るときに僕の語ること』の書評記事です。 ランニング・ジョギングを趣味としている方にはぜひ読んで欲しい一冊ですし、「読書…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事はヤンネ・テラーの小説『人生なんて無意味だ』の書評記事です。児童文学ではありますが、大人にも読んで欲しい作品です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は『ちいさなカタコト*イタリア語ノート』の書評記事です。私はこの本をイタリア旅行に行く際に飛行機の中で読みました。まったくイタリア語に触れたことのない方にもオススメできる本です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は松浦弥太郎さんのエッセイ『さよならは小さい声で』のレビュー記事です。 この記事の下書きを書いたのは出張に向かう新幹線の中でした。読み終わって書評を書きたい本はたくさん溜まっている…
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は金井美恵子の『小春日和』の書評記事です。金井美恵子氏の代表的連作「目白四部作」の一冊です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は山本周五郎の『彦左衛門外記』の書評記事です。山本周五郎作品の中でもとびきりの異色作でありながら、だからこそ作家としての周五郎の”本音”が埋め込まれていると感じる作品です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は内田百閒の『阿房列車』の書評記事です。内田百閒の作品を読むのはこの作品が初めてでした。 実家に帰った際に私以上に読書好きの弟の本棚から借りてきて読んだ本です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は山本一力さんの歴史小説『梅咲きぬ』の書評記事です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は遠藤周作の『海と毒薬』の書評記事です。「良心とは何か」という問題について考えたい方にオススメの作品です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は文芸評論の大家小林秀雄と数学者岡潔の対談集『人間の建設』の書評記事です。
こんにちは。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。本記事は保坂和志さんの『プレーンソング』の書評記事です。弟のオススメで読むことになった、保坂和志作品としては初読書です。
こんにちは。daisuketです。書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。 本記事では芥川賞作家中村文則氏のデビュー2作目『遮光』の感想を書きます。
内容紹介 ワイドショー的に事件を消費する私たち 平成の日本を映す社会派小説 まとめと本作品を読んだ方・関心を持った方へのオススメの本 吉田修一『パレード』 吉田修一『横道世之介』 松本清張『ゼロの焦点』 山本周五郎『五瓣の椿』 山本譲司『累犯障害…
書評ブログ「淡青色のゴールド」へようこそ。当ブログとしては最初の書評記事となります。書評ブログに書く最初の書評をどれにしようかと少し悩んでいたのですが、話題の本や新しい本にとらわれず好きな本について好きなように書いていきたいということで、…